■ 近江商人 藤野喜兵衛 呉服屋見習から独立し、そのかたわら北海道にて廻船業も経営していた近江商人の一人。喜兵衛は、この太郎右ェ門常実の子孫にあたる。 藤野喜兵衛の二代目が四郎兵衛良久( 次ページ「またもや焼失 ─そして再建」に登場)にあたる。 「豊会館」ページにて藤野家紹介 |
住職が編み出した余興当日、遷仏供養の余興にと住職 根誉上人は、仏教に因む造り人形を境内に多数陳列し、更には仏教弘道の一手段として、地元の老若男女を集めて円陣を作らせた。 「羯諦羯諦波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩堤薩婆訶」 等と、経文の二、三句を節面白く繰返し歌いながら、手振り足振り揃え、集めた村人と共に踊った。 これが発端となり、それ以来、毎年七月十七日(旧暦)になると千樹寺では、この踊りの催しが行われた。 ▼郷土芸能として保存される「江州音頭」 |