■ 千樹寺 山号 : 日吉山 ■ 音頭と共に使われる道具について ▽ 太鼓 |
行基が創建下枝にある通称「観音堂」と呼ばれるこの寺は、奈良時代最後の高僧とされる行基によって創建された四十九院の一つである。 現在では、臨済宗永源寺派に属しているが、創建当時は比叡山延暦寺の末寺で天台宗であった。 千樹寺入り口の石碑には、この寺から江州音頭が誕生した「発祥の由来」が刻まれている。 千樹寺と江州音頭にまつわる事柄を記された文献などが保管されている他、祭文の名門 桜川一門の襲名奉告式などもこの千樹寺で行われていた。 [ 資料提供 ] 近江愛智郡志
古例に従い、毎年8月17日(旧暦 7月17日)に千樹寺境内にて行われている。 江州音頭と共に使われる道具には、太鼓(左写真)の他に、金杖(右写真の右)、法螺貝(右写真の左)などがある。 [ 写真/資料提供 ] 豊郷町教育委員会・社会教育課 |